今日はごくごくプライベートな思い出話でお許し下さい。

30日は父の命日…27回忌になります。本当に早いものです。

私は父が44歳の時、初めての子供でした。当時母は22歳で初産…
これはもう「出来ちゃった」ですね(笑)
未婚のまま、産むべきか…随分二人で悩んだそうですが、
母の強い意志のおかげで、私は今、生きています。

家族を持つ気のなかった父が、家族を得てからは
私たちにとって、理想の父であり、頼れる夫であったと思います。
いや、そうあろうと努力してくれたのだと感じています。

年が離れているため、私と、年子の弟の二人が大学を卒業するまで
仕事をし続けてくれましたが
ある日、申し訳なさそうに「もう会社辞めていいか?」と
問いかけてきた時の父の顔を、この季節になると毎年思い出します。
その時の父の歳に、私はついに追いつきました。。。

生前、やはり産んで良かったと、父は思ってくれていたのかな…
一度は聞いてみたかったけど…怖いですね…(笑)


恥の話ですが、出産した母が、正式に父と結ばれたのは
私が3歳を過ぎてから。
出産時私は母の旧姓のままに、姓名判断で名前が付けられたとか。

その後父の姓となったわけですから、これじゃ姓名判断の意味あったのか…
だから出世しなかったんだと、言い訳の種にする
相変わらずの親不孝者なのでした。。。