昨年の今日は、コロナ前のいつもと同じ誕生日でした。
今年は何とか無事なことを喜ぶ誕生日になろうとは…
母は毎年忘れずにお祝いメールを送ってきます。
今年で90歳、記憶の衰えを感じません。
「あなたの産まれた日は、東京で膝までの大雪が降って、とても寒い日で…」
「産室に練炭火鉢を入れてもらって…大変な難産で…」
もう何回も聞いた話だけど、
いくつになっても、親にとって子供の産まれた日は特別な日、
話には、亡くなった懐かしい人たちが次々に登場して
この日のメールはいつになく長文の、おばあちゃん絵文字の溢れる
賑やかな文章になります。
このところ体調を崩していて、
プレゼントを買いに行けないことをひどく気にしているけど、
私たち子供からすれば、元気でいてくれることが最高のプレゼントだと
いくら言っても聞いてくれない…親とはそんなものでしょうか。。。
