先週アナログレコードについて、触れましたがその続きです。

LPレコードは直径30cmで、A面+B面で10曲~15曲程度が
収録されていましたが、A面の1曲目から始まって
中間、A面ラストの曲と聞き終え、「一息入れてひっくり返し」←ここが大事w
B面1曲目、中間、B面ラストと言うように、
そのアルバムの製作コンセプトと曲の配列のドラマを
楽しむことが出来ました。

他に3~5曲程度収録の直径17cmのコンパクト盤と言うのが
あって、LPより安いのでよく買いました。これはドラマの
ダイジェスト…と言ったところでしょうか。

私が最も熱を上げて買っていたのは17cmシングル盤。
A面,B面各1曲で、よく買っていた頃は一枚370円でした。
真ん中に穴が空いていてドーナッツのような形状なので
「ドーナツ盤」と呼ばれていました(ドーナッツ盤とは言わなかった)。

ラジオやテレビの音楽番組や音楽雑誌で、アメリカのヒットチャート、
ビルボードやキャッシュボックスのトップ100を見ては
上昇中の曲や気に入った曲を買いに行ったものです。

このコレクションだけはどうしても手放せず、今回の
プレーヤー購入で久しぶりに聞くことが出来ました。
しかもほとんどがモノラル録音(←何のことかわかりますか?w)

CDになって音は実況に近くなりましたが、一枚の記録容量が多い
のでやたらと曲を収録した挙げ句、LPのドラマ性は失われてしまったように
思います。
沢山聞けて安いんだからいいじゃないか…と言う意見もありますが。。。

昔は良かった~とばかりは言えません。
進歩で失うものもあれば、得られるものもある。
これからも年寄り扱いされないように新しいものにも
順応していこうと思います。

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