今日はビートルズ初来日から50周年と言うことで
TVでも繰り返し来日時の模様が取り上げられていましたね。

1966年の6月29日…梅雨の時期の来日だったんですね~

当時私は中学2年生。モロにビートルズの音楽を浴びて青春した世代ですが
この来日公演には残念ながら行っていません。

と言うのは当時、ビートルズの音楽~ロック系の音楽全般は
「不良」が聞く音楽と言われていたのです。

男のくせに長い髪をして、腰を振りながらエレキギターを持って歌うのは
健全ではない…。
嘘のような話ですが、学校や親の世代から、そう言われていました。

じゃ何が健全なの?と突っ込みたくなりますが、音楽的には「フォークソング」と言う
ジャンルの音楽でした。「青春とは?」「人生とは?」と言った
メッセージ性のやや強い音楽ジャンルで、
ビートルズやGS(グループサウンズ)と同じ頃、
健全側の代表的音楽として輝いておりました。

そんな訳で、「子供だけでコンサートに行ってはいけない。」
「ビートルズのような髪型にしてはいけない。」

こう言う校則や通達が本当に存在した時代でした。

今から思えば信じられないような感覚ですが
そこには子供を正しく、真面目に育てたい…と言う想いの強さが、
行き過ぎた束縛となって、存在していた気もします。

子供の自主性や自由意思をどこまで尊重するか…
時代は変わってもこの命題の答えは難しいですね。。。。

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