社会に出て、今の仕事をするようになってから
間もなく半世紀になります。
建築設計一筋、偉い先生にもなれず、その他大勢の一設計士としての
年月でした。長いような、短いような…
 沢山の出会いと別れがあって、多くの人の助けがあって
今の自分があります。自分の力、努力は5割
私と言う人間を信じ、手を差し伸べてくれた後押しが5割
そんな気がします。

 そろそろ引き際を考えることが増えました。
やり残したこと、心残りなことなんて、山のようにあります。
「この仕事は楽しかったですか?」と聞かれることがありますが
私の答えは、辛かったこと、苦しかったこと9割と答えます。

 財産を掛け、未来を掛けて計画の実現を
笑顔で語るオーナーの前で、苦しんだ日々が思い返されます。

 「引退したら何しよう…」
もう建築の世界から足を洗って、新しい何かにチャレンジする!
と事あるごとに宣言していながら
 本屋で建築雑誌を立ち読みし、改正建築法令集を買ってしまう自分

 いったい何を目指し、どんな余生になるのか。。。