断捨離、「だんしゃり」と読むそうです。
近年、一般的になりつつある、片付けの究極の進歩形と
言ったところでしょうか。
私も7年前の自宅リフォームを機に、その後も亡くなった母宅の整理や
着ないでしまってあった服の処分等、継続して今に至っています。

本、レコード数百枚、レーザーディスク数百枚、ビデオテープ
等々は9割方、大いに悩んだアルバム写真は、台紙から剝がして
小箱ひと箱のみとなりました。親の代の思い出写真も
子~孫~に処分で悩ませることのないように。。。

そして母宅の仏壇や位牌も、お寺にお願いして
供養の上、過去帳以外のすべてを処分してもらいました。
罰当たりは私一人で背負えばいいと覚悟の上で
子孫を身軽にしてあげたかったし
狭い我が家で、毎日頑張って生きている者に空間を開放する…
と言う切実な思いでもありました。

今を生きる私にとって大切なものは、共に生きる家族と
生活に必要な最小限の現物。
過去の思い出は頭の中に叩き込んで
いつでも必要な時は脳から引っ張り出せばいい。。。

正直、切なさと寂しさはありますが
案外楽しかった思い出だけが残せたように思います。