木曜日担当の大森です。
今日は先週のお話の続き。
”建築的プロムナード”の魅力についてお話しします。

早速ですが建築的プロムナードとは、
「建築をただの物理的なハコとみなさず、
人が移動することによって
場面が展開する組織とみなす概念」
の事を言います。

要は移動する際の空間体験を重視する考え方で
近代建築の3大巨匠である、
ル・コルビュジエが提唱したものです。

ちなみに建築単体に限った概念ではなく、
建築までのアプローチを含めた全体の体験としての
概念もあり、代表的なものに厳島神社があります。

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厳島神社は建築単体を楽しむというよりは、
そこに至るまでのアプローチ、
具体的にはまず鳥居を見つけて、
そこから曲がると本殿が見えてーといった体験全てを
総括して「設計」されています。
修士論文の内容になり長くなるので割愛します…

住宅においても同じで、
必要な居室が収まった設計がゴールではなく、
各居室での場面・風景の設計、
その移動時の体験・シークエンスの設計、
そうした図面に見えないものも設計してこそ
良い設計と言えるように思います。

先週話したラウムプランの考え方、
そして建築的プロムナードの考え方。
言葉こそ難しいですが実家の建築が好きと思える
この2つの考え方、特に後者を半世紀程かけて
これから研究しつつ設計に生かせられたらなと思います!!

固い話で長くなりましたが、
この初心を忘れないように頑張っていきます!!💪