こんにちは。
月曜日担当の石原です。

今日は巾木(幅木)のお話をしようと思います。
巾木とは何?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、画像を見れば「あ~、これね。」となると思います。住宅には必ずある部材です。

巾木は壁と床の境目に取付ける部材で、とても大切な役割が2つあります。壁と床にできる隙間を隠し見た目をきれいにする役割と、掃除機を使用する際に壁にぶつけて壁紙などを傷付けない役割です。

弊社ではPanasonicさんの『幅木9型(不陸調整用)』を標準として使わせて頂いています。
巾木9型










こちらのタイプ!高さが約6cmで色味は9種類から選べます。9種類の色味があるので、フローリングの色味に合わせることも可能です。

この巾木。実は奥が深い!

①施工方法が2タイプ
・コーナーキャップを使用する方法(弊社標準)
巾木9型 コーナーキャップ



















巾木コーナーキャップ施工イメージ
















・留めで施工する方法
止め














私はキャップのぽってりとしたデザインが好みではなく、留め施工のスッキリした形が好きです。しかし留めで施工すると掃除機が当たることで凹んでしまうこともあり、コーナーキャップがある方が経年劣化を抑えられるという意見もあり、お施主様の好みでご決定頂く部分となります。

弊社の標準はコーナーキャップを使用しますが、コーナーキャップを使わず留めにしてくださいとお伝え頂ければ対応可能です。

ちなみに、巾木は弊社標準以外にも下記のタイプもあります。

②スマート幅木
スマート巾木






こちらもPanasonicさんの商品です。高さが3cmと低く、形状も溝がなくすっきりとしたタイプです。私としてはお勧めしたい形なのですが、問題点が一つ。色味が少なく白と黒の2色から選んでいただくことになります。

弊社標準タイプの幅木9型であれば、床の色味に合わせたり、建具の枠に合わせたり、壁紙の色味に合わせたりと、コーディネートバリエーションが豊富ですが、スマート幅木は少し限られたコーディネートなりますね。

それでもこのスッキリとしたデザインは素敵です!!ご相談頂ければ全体のバランスを含め、ご提案させていただきます。

③廻り縁を巾木とする
廻り縁








最後にもう一つ。廻り縁(天井と壁の隙間を隠し調整する部材)を巾木として利用するパターンです。

幅木9型は高さが6cmですが、廻り縁は高さが3cmと低くなっています。こちらは現在進行中の現場にて、色味のバリエーションはそのままで高さの低い巾木にしたいというご要望から廻り縁を巾木として使おうということになりました。

お施主様自らご要望いただき、決定した施工方法です。

長年建築に携わっていると、巾木は巾木、廻り縁は廻り縁と固定観念が拭えず、新しい発想ができないことが増えてしまいます。なのでお施主様の素敵なアイディアにハッとさせられることがあります。

どんな仕上がりになるか、とても楽しみです!!

巾木一つでも考え始めると奥が深く、お部屋のイメージに影響を与える存在です。
細かい部分ではありますが、ぜひぜひこだわりたい部分ですね。

以上、長くなりましたが『巾木(幅木)』のお話でした。