こんばんは。月曜担当、設計部の千葉です。

最近は、ありがたいことにプラン作成のご依頼が非常に多く、
1日1プランくらいのペースで図面を描いている気がします。

現在は図面を描くにもCADというソフトを用いるのが当たり前ですが
コンピューターが普及する以前は手描きだったわけです。

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これは手描きのための道具。製図盤たち。
横線を引くには、盤に取り付けられているバーをスライドさせて定規として使います。
縦線を引くには、そのバーに三角定規を当てると垂直に描くことができる仕組みです。
大きなブラシは、消しゴムのカスを払うためにつかいます。手で払うと図面が汚れてしまいます。
様々な大きさの四角がくりぬいてある水色のプレーとは、柱や家具を描くために使います。
円等がくりぬいてあるタイプもあり、組み合わせて使うと色々なものが描けます。例えば便器とか。

実務で手描きというのは、今ではまずあり得ません。
しかし、建築士試験は未だに手描きで行われています。

ですので建築士の資格を持っている人は、大体はこの道具たちにお世話になったと思います。
まれに、製図盤を使わずにフリーハンドで描く強者もいるらしいですが、、、。

実際に手描きとCADを比べますと
描くだけでしたら実は手描きの方が速いです。
が、図面は必ず修正が必要になるものですので、それを考えるとCADの方が断然速くなります。クリックひとつで線が消えますからね。

そういえば、小学生の頃だったかな?
スーパーファミコンのソフトで、マリオペイントというお絵描きソフトがありました。
あれもひとつのCADと言ってもいいかもしれません。
マリオペイントを知っている人は、なかなか通だと思いますけども(笑)
ではまた。