「僕は明日、昨日の君とデートする」原作本を読み終わりました。
このお話しは、ハッピーエンドではありませんが
爽やかな後味と、やさしさを残してくれました。

家内は根っからの陽性なので、何事もハッピーエンドが好み。
私は陰性…ではありませんが、どちらかというとアンハッピーエンドか
悲恋物が好きです。

悲恋物語で好きな小説に「越前竹人形」があります。
水上勉氏の文章は読みやすく、流れるような美しさがあります。

奥深い恋愛小説なのに、読むほどにハラハラ、ドキドキしながら
「何で??」「どうしてー!」と物語の中に同化して
一気にラストへ。。。

ハッピーな恋愛、失恋、片想い…恋愛の形も色々ですが
ここで描かれるのは「理不尽な純愛」(勝手に名づけましたw)

家内に見せたら…落ち込むかも…w

切ない感動を、と思う方は是非いかがでしょうか?名作です。

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