こんばんは、水曜担当のイマハシです。
本日もご閲覧ありがとうございます。


先日、元NBAプレイヤーでロサンゼルスレイカーズ一筋で数多のファンとアンチを持ったコービーブライアントがヘリコプターの事故で亡くなりました。
とても悲しいことです。

知らない方も多いかも知れませんが、本当に素晴らしい選手なので、ちょっとご紹介したいなと思いましたのでお付き合いください。


彼は1996年にNBAに足を踏み入れ、20年のキャリアで才能、努力、貪欲さ、タイトル、アスリートとして必要な全てを持ったリビングレジェンドのひとりでした。

私が彼を知ったのは、チャンピオンリングをあと少しのところで逃した2008シーズン。
私がNBAを見始めたのがこの頃です。

様々な記録を達成したコービーは、ほぼ完璧でマイケルジョーダンを彷彿とさせるが、自分本位なプレイが多いので、個人的にあまり好きではなく、NBA全体としてもアンチコービーが大勢いました。

そんな彼が所属したレイカーズも徐々にコービーの衰えと共にドアマットチーム(負けるのが当たり前のチーム)に成り下がってしまい、全盛期の盛り上がりもなくなっていきました。


それから時は流れて、2016年。
コービーがチームの1stオプションとしての支配力もなりを潜めてきたころ、ついにラストゲームが訪れました。

友人の誘いもあり、彼の引退試合をテレビで視聴したのですが、なんとその試合で60点を稼ぎ出したコービーは、チームを勝利に導いたのです。
(ちなみに得点王になるにはおよそ1試合平均30点ぐらいだと思ってください。)

今シーズンで見納めになるとは思えないプレーの数々を披露し、まさに有終の美を飾った訳です。

別にファンじゃない私も熱くなったその内容はいまも簡単に思い出せます。

そして今回の突然の訃報。
世界中が悲しみに暮れました。
もちろん私も大きな虚無感に襲われました。

あんなにアンチが多かったのに、結局みんなファンになってしまう。
ある種のダークヒーロー的なかっこよさ、カリスマ性、そして実力。
それらをもって敵すら魅了してしまうのがコービーという選手だったのです。

何故こんな事故が起きてしまったのか、本当に悔やまれます。
NBAを盛り上げてくれて本当にありがとう。
安らかに眠ってください。


余談ですが…
コービーは英語綴りだと"Kobe"
その由来はコービーの父が日本に遊びに来た時に食べた神戸牛に感動したから…との逸話があります。

神戸牛…コウベビーフ…Kobe beef…Kobe…

これを聞くと全く知らなくても少し親近感が湧きませんか?
気になった方はぜひYouTubeなどでコービーのプレー集をご覧になってください。

きっと魅了されちゃうと思いますよ。


超長文で失礼しました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
それではまた来週お会いしましょう。
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